兵庫県丹波市山南地域の農家と6次産業化を計画し、大粒の「リゾット米」の栽培を開始しました。同米でイタリアの米料理「リゾット」を作り、「丹波さんなんリゾット」の名称で売り出す予定です。農業、中西哲也さんと丹波ろじべじの清水が地域を盛り上げようと企画。盛んに作られるコシヒカリは価格競争が激しく、コシヒカリ以外で付加価値が付けられる米をと、飲食店から「リゾット米」の引き合いを受けた清水が中西さんに栽培を提案しました。楕円形でコシヒカリの1.5倍ほどのサイズ。べたつかない特徴があります。5月16日に田植えをし、収穫は9月10日ごろの予定です。農業、西垣健太郎さんが栽培する有機ミニトマトを使い、レンジで加熱して食べるリゾットや、スペインの米料理パエリアをOEMで商品化し、年内に販売する計画を立てています。「これからの商品作りは、地域活性化の観点が必要。年々栽培者が増え、地域が盛り上がっていけば」という期待と、「全国の人に食べてもらえるように育てたい。学校給食に納入もできれば」と夢を描いています。